仕事に追われ続ける相談員さんを少しでも救いたい!!

こんちには。デイサービスの相談員経験が8年のレイレイと申します。

介護の仕事を始めたのは27歳、訪問入浴介護サービスのパート職員から始めました。その後、特別養護老人ホーム、デイサービスで介護士の経験を経て、現在はデイサービスの管理者兼、生活相談員をしています。資格は介護福祉士と介護士苑専門員を持っています。介護職に携わり13年目となります。

関西学院大学 理工学部 情報科学科を専攻し、エンジニアの仕事も経験しました。舞台役者としての活動していた時期もあります。紆余曲折ありながら、現在の介護職と出会いました。

残業が当たり前の事業所での経験

どう考えてもオーバーワークの毎日、楽しくなかったです。業務量が多すぎる、効率が悪すぎる、無駄が多すぎる。大切な相談員業務なのに、ちゃんと向き合えずひたすら目の前の仕事に追われる日々。

月30時間の残業が当たり前だったデイサービスでの相談員業務、事務仕事に集中できるのは18時を過ぎてからの毎日でした。

赤字経営で閉鎖・売却寸前のデイサービスを立て直し、黒字経営へ

2020年のコロナ真っ只中の時期に、ドナドナの子牛のごとく売却の話しもでるような事業所へ管理者として異動、「何があっても気にするな。成長の機会と思え」と送り出されたが、これまでなかった裁量権を手にすることが出来た。さまざまな業務改善を行い、周囲の期待を裏切り、1年後に黒字経営へ転換。現在も管理者・生活相談員を担当しながら、日々、業務改善や地域との繋がりを具現化するために励んでいます。

介護の世界は、「人間」がテーマである

介護職は大変なお仕事だと思います。人生や、願い、心、価値観に寄り添うお仕事。認知症ケアや介護技術、医療的な知識、対人援助技術、介護保険制度、リスクマネジメントなど幅広く学ばなければいけない。その上、生活相談員さんには、チームマネジメント力や事務処理能力やスケジューリングなどの能力も求められます。

一方で大変な分、喜びや感動や学びを得れたり、地域ともつながることだって出来る。努力を続ければ自分の成長を感じ続けられる、とてもすばらしい仕事です。世界一の高齢化先進国の日本。細やかな気遣いでご利用者の生活を支える介護士さんや相談員さんはこれからも日本を支える貴重な宝。

忙しすぎたら楽しめないし、生み出せない!

社会全体にとって大きなお仕事だとしても、目の前の仕事にばかり追われていては、視野も狭くなるし、ましてや働いていて楽しくない。本当の働き方改革は、早く帰られることだけではなく、働くことが楽しくなること。時間を作り、心にゆとりを持って働くことで、初めてクリエイティブなことに力を注げて初めて心から仕事を楽しむことが出来ると思います。

少しでも役に立てれば嬉しい!

私なりに、業務改善やチームケアや、稼働率UPに関することなど、これまで感じたこと、工夫してきたこと、まだまだ課題であることなどを少しずつ、ここに発信していくことで、同じように介護の世界を知らずに働き始めた人だったり、相談員になったばかりの人だったり、ベテランだけど壁にぶつかってしまっている人なんかに、少しでも役に立ててもらえたら幸いです。

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